代表 西野順介さん
―まずは自己紹介をお願いします。
代表の西野順介(にしの じゅんすけ)です。稲沢市出身で、飲食の仕事をきっかけに19歳の頃に一宮で働き始めました。一宮でお客様と出会い、よくしていただいているので、ずっと一宮で働いています。
―お店の成り立ちや想いを教えてください。
「えんと」のオープンは5年半前、2015年6月のことです。19歳の頃に和食のお店で仕事を始め、ずっと和食を勉強していたので、和食のお店をオープンしたくて。
お店の売りのひとつは天ぷらです。天ぷらには高級なイメージがあるかもしれませんが、リーズナブルにおいしい天ぷらを出したいです。
店名の「えんと」は、人と人との縁を大切にしたいという思いで決めました。屋号は漢字で「縁人」です。一宮で仕事を始め、お客様に恵まれ…縁があってこの場所でオープンできたと思っています。お客様に応援していただいた、という思いが強いです。
―お店で西野さんが愛しているポイントはありますか?
料理がおいしいのはもちろん、お客様とやりとりするのが好きです。気づいたら、馴染みのお客様のテーブルに僕も座っていることがあるくらい。馴染みではない、初めてのお客様とも近い距離間でいられるといいですよね。たわいもない話で盛り上がりたい。おいしいごはんは、みんなで食べたほうがもっとおいしいから。そういう距離感が好きです。
自分だけでなく、ほかのスタッフもお客様とのやりとりを楽しんで仕事をしてもらえればいいなと思います。
―西野さんがお店でがんばっていることは何ですか?
空気感、でしょうか。スタッフ同士やお客様との空気感づくり。
飲食で大事なのは、味・接客・空間。ひとつ欠けたらすべてが台無しです。
だから、この3つを大切にしています。
―コロナ禍において、お店で新しく始めたことはありますか?
以前から仕出しやお弁当を販売していましたが、コロナ禍を機に注力し始めました。テイクアウトよりもお弁当のメニューを増やしています。なるべく幅広い食卓のシーンに応えたくて。お弁当の内容や値段も、幅広く設定しています。
天ぷらも要望があればご用意しますが、実はお弁当メニューに天ぷらを入れていません。というのも、天ぷらは揚げたてが一番おいしいから。お店でも1本ずつご注文いただき、揚がったらその都度テーブルに運びます。天ぷらは揚げたてが一番おいしいので、ぜひお店へ食べにきてください!
―話は変わりますが、中心市街地でご自身が好きなお店やスポットなどはありますか?
真清田神社が好きです!
真清田神社に限らず、神社の雰囲気が好きで、あちこちの神社に訪れています。なんとなく神社が好きなのは、祖父母が伊勢神宮のある伊勢市出身だというのもあるかもしれません。
真清田神社はお店の近くにありますし、仕事終わりや休憩中に思い立ったら行くこともあります。
―最後に、お店又は西野さんの夢や未来像があれば教えてください。
最終的にはカウンター席のみのお店を経営したいです。常連さん同士が友達になれるような、距離感の近いお店。スタッフとお客様同士も知り合い、みたいな。メニューがなくても、「今日はあれが食べたい」「この材料があるから、今日はこれを作れるよ」とお客様とやりとりできるような距離感がいいですよね。
あと、陶芸もやってみたいです。こんな器にこんな料理を盛り付けたいな、と考えながら作ってみたいです。
編集後記
カジヤマシオリ/2021.2.2
飲食の仕事をきっかけに、一宮市で働きはじめた西野さん。
「えんと」という店名にこめられた思いが素敵です。
真清田神社によく行っている、というのも意外なエピソードでしたね。
店舗情報
飲食業/居酒屋
月~金 11:30~14:00(L.O.13:45)
月~土 17:30~23:30(L.O.23:00)
定休日:日曜日
月曜日が祝日の場合、日曜日営業の月曜日休みになります。
但し、定休日でも人数等によって営業いたししますので電話にてご相談ください。
一宮市本町3-5-5
Tel:0586-24-9760