Shopマネージャー 渡邊克也さん
―まずは自己紹介をお願いします。
「Sake Shop ハヤシヤ」のShopマネージャー、渡邊克也(わたなべ かつや)です。犬山市出身で、今は岩倉市に住んでいますが、一宮市にあるこのお店で働いています。
ここで働き始める前から、個人的に消費者としてお店に来ていました。前職のホテルマンをやめ、他の仕事を探していたときに偶然求人を見つけ、今に至ります。5~6年前のことですね。
「Sake Shop ハヤシヤ」のマネージャーは一人だけということもあり、ちょうどよいタイミングで求人を見つけ、仕事につくことができました。小売りの仕事はしたことがありませんでしたが…もともとお酒が好きなので、お酒に携わる仕事がしたかったんです。
―お店の成り立ちや想いを教えてください。
創業は1921年、今の社長の曽祖父が1代目です。戦前、お酒の専門店もないような時代なので、当時は日本酒をメインに味噌や醤油なども販売していたのではないでしょうか。
お店のコンセプトは、酒屋ならではの深い知識とともに、飲食店でしか飲めないような良いお酒を届けること。どこでもお酒を買える今の時代、他のお店との差別化ができているのではないでしょうか。コロナ禍においては、飲食店へなかなか行けないけれどおうちで少しいいお酒を楽しみたい、というニーズにも合っていると思います。個人のお客様の客足は増えていますし、少しずつお店を知ってもらえているのではないでしょうか。
―お店で渡邊さんが愛しているポイントはありますか?
蔵元やワイナリーの思いを大切にし、お酒について伝えられるようがんばっています。お酒のよさを直接お客様へお伝えできるところが、このお店の強みです。
また、お客様の好みや合わせたい料理をしっかりとお聞きし、ぴったりなお酒を提案できると、とても喜んでいただけます。私自身意識している部分ですし、お店の強みだと思います。
―渡邊さんがお店でがんばっていることは何ですか?
お客様にリピートしてもらえるよう、がんばっています。2回目、3回目…とお越しいただけるよう、どうすればいいか考えています。お酒を販売する、というもともとの部分は変わらなくても、公式LINEなどの特典がリピートにつながるといいですよね。
―コロナ禍において、お店で新しく始めたことはありますか?
コロナ禍でも、ショップとしては個人のお客様にたくさんお越しいただいています。衛生面には気を付けていますので、安心してお越しください。一部のお酒は試飲も続けておりますので、試飲ご希望の際はお気軽にお声がけくださいませ。
公式LINEではお得な情報を配信中です。ぜひご登録ください!
―話は変わりますが、中心市街地でご自身が好きなお店やスポットなどはありますか?
会社としてはお酒の卸もやっていて、一宮駅前にある「おばん菜割烹 みのる」さんにもお酒を卸しています。みのるさんを会場に、これまでに何回か「ハヤシヤ」主催でお酒のイベントを開催しました。雰囲気もいいですし、料理もおいしいですからね。飲食店さんとの信頼関係は大切にしたいです。
―最後に、お店又は渡邊さんの夢や未来像があれば教えてください。
Shopマネージャーとして働く以上、売り上げは年々大きくしていきたいです。そして、一宮の方にもっと知っていただき、「ハヤシヤ」でお酒を買いたいと思ってほしい。お酒を買うなら「ハヤシヤ」がいい、という感じになればいいですよね。
コロナ禍で蔵元も大変だと思いますが、お客様・蔵元・お店みんなが満足できるようにがんばりたいです。
編集後記
カジヤマシオリ/2021.2.9
お酒好きを活かし、Shopマネージャーとして働く渡邊さん。
個人的にワインを買ったときも、好みやシチュエーションをしっかりと聞き、ぴったりなお酒を選んでくださったのがうれしかったです!お酒が好きな人にとっては、品ぞろえを見ているだけでも楽しいお店ではないでしょうか。