有限会社梶田モータース

街のひと

代表取締役 梶田洋秋さん

―まずは自己紹介をお願いします。

有限会社梶田(かじた)モータースの梶田洋秋(かじたひろあき)と申します。
整備士専門学校を卒業後、ネッツトヨタで5年間整備士と営業を経験して、25歳のとき梶田モータースに入社しました。

―お店の成り立ちや想いを教えてください。

梶田モータースは、もともと私の祖父が立ち上げた会社になります。
ですから、小さい頃から祖父に「お前は大きくなったら車屋をやるんだぞ」なんて言われていましたね(笑)
父親が社長を継いでからは中古車も販売するようになり、私が社長になって工場を新設するなど少しずつ事業を拡大してきました。

いまでは販売はもちろん、車検や板金などすべて自社で対応できる体制になりました。
外部工場へ委託しない分、お客様に寄り添った対応ができると自負しています。

―お店で梶田さんが愛しているポイントはありますか?

好きなポイントは二つあります。
一つめは一緒に働いてくれている社員です。
よく動いてくれますし、よく気づいてくれます。とても助かっていますし全員大好きですね。
そういえば、スウェットでオリジナルのユニフォームを社員とお揃いで作ったんですよ。
それくらい大好きということです(笑)

二つめに好きなポイントは工具です。
工具は仕事で欠かせませんし、ずっと使うものですから大切に扱っています。
なかには私が好きな紫色をあしらったオリジナル仕様の工具もあるんですよ。
じつは紫色にはちょっとしたこだわりがありまして、工具箱やリフトにも取り入れています。
店内にある大きな紫色の工具箱もお気に入りの一つです。

―梶田さんがお店でがんばっていることは何ですか?

私が代表になったとき、会社の借金が多いことを知らされておどろきました。
入社して社長になるまでの5年間は順風満帆に感じていただだけに、正直頭を抱えましたね。

そこで経営を建て直すために、外部に委託していた業務を内製化していくことに決めたんですが、そこからは苦労の連続でした。
板金修理のための工場を新設したり設備を導入して体制を整えるには多額の資金が必要ですから。
覚悟も必要でしたし大変なことも多かったのですが、今となっては決断は間違っていなかったと思います。
経営を立て直すためずっと挑戦を続けてきて、最近ようやく落ち着いたところなんですよ。
これからもサービス向上のために努力を惜しむつもりはありませんが、今はこの体制で仕事をしっかりこなしていくだけですね。

―中心地街でお好きなお店やスポットはありますか?

メキシカンダイニングバーのピカンテさんが好きですね。
とくにメキシコ料理が好きというわけではないのですが、店内の雰囲気やオーナーの人柄がとても良くて居心地が良いんですよ。

中心地街とは関係ありませんが、会社から見える景色もお気に入りの一つです。
このあたりは調整区域で高い建物がなく、遠方まできれいに見渡せるんですよ。
夕暮れ時に見える景色はとくにきれいで気分転換になります。

―梶田さんの夢や未来像があれば教えてください。

これからは子供たちに運転の楽しさを教えていきたいと考えています。
そのために、店内にレーシングシミュレーターを設置して、親御さんと一緒に来店したお子さんに遊んでもらえたら良いなと。
遊んでくれたお子さんが大きくなって、将来的にお客様として戻ってきてくれたらとても嬉しいですね。
どちらにしてもレーシングシミュレーターはいつか実現したいと思います。

―最後に、この記事を読んでくださっている方へメッセージがあればお願いします。

自動車の購入を検討している方は、豊富な種類から案内できますので、気軽にご来店いただけると嬉しいです。
板金作業や車検など自社で幅広く対応できるのも弊社の強みですので、お困りごとがあれば気軽にお問い合わせください。

編集後記

今村アツキ/2023.2.9

工場を少し見学させてもらったのですが、きれいに整理整頓されており清潔感を感じました。
梶田さんの言っていたとおり工具も大事に扱っておられます。
働くスタッフさんたちの印象もとても良く、お客様が安心してお任せできるなと取材をとおして強く感じました。

店舗情報

自動車修理・板金・販売・車検

9:00〜19:00

定休日:年末年始、大型連休

一宮市千秋町天摩字山海道1-3

Tel:0586-76-0678

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