代表社員 加藤武志さん/副代表 木下典子さん
―まずは自己紹介をお願いします。
加藤さん:
加藤武志(かとうたけし)と申します。
大和総合労務事務所の代表社員として中小企業の経営(人に関する悩みや、人を活かした企業の成長)をサポートする業務を行っています。
私は家庭の事情で大学に行けず、フリーターになってしまった時期がありました。
これからどうしようかと路頭に迷っていたとき、当事務所の創業者と出会い、声をかけてもらったことが、この仕事を始めたきっかけです。
入社してから、通信制の大学に通い、卒業後に社会保険労務士の資格を目指しつつ、経験を積んできました。
私はこの仕事を続けて、現在で25年になりますが、資格を取ってからが本当の勉強だと実感いたしました。
人との関わりが大事な仕事ですし、難しい問題も上手くまとめていかなければいけません。
「経験」をたくさん積むことこそがなにより大切。と思い、未だに毎日が勉強の日々と思っています。
実際に私も40歳を過ぎてから、ようやく自分の言葉に説得力が出てきたかな…と感じるようになりました。
ちなみに私は、名古屋市出身ですが、一宮市に住んで25年になります。
住めば都。こんなに住みやすい場所は他にないと、今では一宮が大好きです(笑)
木下さん:
大和総合労務事務所の副代表、木下典子(きのしたのりこ)です。
平成28年に、ここのビル(一宮商工会議所)が竣工したタイミングで、加藤と一緒に仕事を始めました。
それまでは、別の場所の税理士事務所に約20年勤めていました。
社会保険労務士になったきっかけは、税理士事務所に勤めていたときに、労務に関する仕事を任されるようになり、興味を持ったからです。
税理士事務所の恩師の先生が、取引先から何度か労務の相談を受けたことがあり、先生自らも社労士の資格を取られていたのですが、先生は労務よりも税務の仕事の方が性に合うみたいで、「労務の仕事は木下さんに任せた」となりまして(笑)
そこからキャリアがスタートして現在に至ります。
加藤と同じで、通算すると25年間この業界で働いていることになりますね。
―会社の成り立ちや想いを教えてください。
加藤さん:
昨今は、企業においてお金の問題よりも「人」に関する様々な問題が露呈するケースが増えており、社会保険労務士という職業がクローズアップされてきています。
しかし先代が当事務所を創業した昭和44年頃は「社会保険労務士ってなに?」という時代だったんです….
今のように手続き業務もここまで多くはなく、企業を幅広くサポートすることが少なかったこともあるからでしょう。
裏を返せば、それだけ今はさまざまな悩みを抱えている事業主が多いとも言えます。
当事務所は今年で創業54年になります。
今では手続き業務は当然のことながら、「助成金」の相談や人事トラブルを回避するための業務(人事評価制度や就業規則の作成)など、
幅広く企業のサポートをさせて頂いております。
―会社で愛しているポイントを教えてください。
加藤さん:
私は、職員が一生懸命働いてくれている姿を見るのが好きですね(笑)
事務所はバタバタと忙しいのですが、その中でも職員の皆さんがイキイキと仕事をしてくれていますし、活気のある事務所だと思います。
木下さん:
私の座っている席の後ろの窓から見える景色が、とても綺麗なんですよ~。
夕暮れ時は夕焼けが美しくて、ちょっと疲れたなっていうときに眺めては癒されています(笑)
もちろん仕事を通して取引先に感謝されたときは、とても嬉しいですし、仕事にやりがいを感じますね。
―会社でがんばっていることは何ですか?
加藤さん:
手続き業務に限らず、今は「企業の業績を向上するため」のさまざまなサポートに力を入れています。
なかなか他の社労士事務所様がされないような業務も、当事務所は積極的に取り入れたりしています。
たとえば「人事評価制度」の作成や勤怠管理システムの導入コンサル、労務監査など、業務の効率化、改善のためのコンサルティングなど…
業務をできるだけ効率化できれば、企業にとってもメリットは大きいと考えています。
木下さん:
私は、職員が気持ちよく働けるような雰囲気作りを心がけています。
たとえば、職員へなにか依頼するときも、「分からないことがあれば聞いてね」と一言添えるだけで印象は違いますよね。
働きやすい環境で、やりがいを持って仕事をしてもらえれば、新しい仕事にもチャレンジしやすく、仕事の幅も広がっていきます。
「やりがい」を持ってがんばって働いている職員の姿は、見ているこちらも嬉しいものです。
―一宮市でお好きなお店やスポットはありますか?
加藤さん:
私は良くも悪くも本町がお気に入りです(笑)
歴史を感じられる場所もあって好きなんですよね。
昔は集団就職があったり、ものすごく活気にあふれていた時期もあったんだろうと想いを馳せます。
いまは残念ながら昔のように活気はないかもしれません。
けれど今のおだやかな雰囲気も良いものです。
木下さん:
私は木曽川沿いから眺める景色が好きですね。
事務所から見る景色も素敵なんですけど、堤防から伊吹山を眺めたり夕焼け空を堪能するのも格別なんですよ。
―夢や未来像があれば教えてください。
加藤さん:
目標は愛知県で一番大きな総合労務事務所にすることです。
現在、当事務所の職員は23名いるのですが、50名まで増員したいですね。
50名いると全国でもトップクラスに入るのかな。と思います。
ただ、人数を増やしたいだけでなく、愛知県一番の「サービスの提供」と「豊富な知識」で企業様をサポートできるよう、職員のレベルアップも愛知県一へ育てていってみたいです!
目標に向かって挑戦することは、自分への励みにもなりますしね。
木下さん:
私はこれまで、「明確に将来の目標」を掲げたことはあまりないんです。
それよりも、まずは目の前に置かれたやるべきことをしっかりとこなしていく!ということが大切と感じてまして…
未来のことは分かりませんが、歳を重ねながらも、人との関わりが増えていくのはとても楽しいですし、ご縁は大切にしたいです。
そのためにも、今は目の前の仕事をしっかり頑張っていきたいですね。
―最後に、この記事を読んでくださっている方へメッセージがあればお願いします。
加藤さん:
商売をする上で「人・モノ・お金・情報」が大切なのは言うまでもありません。
しかし、どうしても売上を作るのに夢中になるあまり、「人」の問題が後回しになりがちなんです。
事業にとって大切なことは、むしろ1番が「人」だと思っています。
「人(社員)」に関係する部分においては、当事務所が全力でサポートいたしますので、皆さまの企業の発展のお力添えができれば幸いです。
木下さん:
助成金の申請や社内ルールの整備に関すること、給与ってどう決めたらいいのかな?など、お気軽に相談してもらいたいです。
相談してもらうことで、事業主の皆さまには不安を取り除いていただき、よりいっそう本来の業務に集中して頂けるようになると思います。
これから起業する方も、不安なことがあれば、ぜひお気軽にお問合せください。
編集後記
今村アツキ/2022.9.6
手続き業務だけでなく、企業が業績を向上するためのサポートを幅広く行っていると聞いて感心しました。
事業を行う上でできるだけ効率化を図っていくのは企業にとって大切なこと。
大和総合労務事務所は心強いパートナーになってくれると思いました。